蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

自分の野ばら好きを再確認。

多分、私には貴方の考えていることが理解出来ません。人生観や価値観を語り合えば合うほど、貴方と私はお互いの間に深い溝を確認するだけでしょう。きっと貴方と私では、生きる流儀が違うのです。でも、不思議ですね。何故なのでしょう。私は貴方が好きなのです。もしも貴方が私に興味を抱いてくれたとして、二人が恋人同士になったとして、多くの時間を二人だけで過ごし、様々な二人だけの秘密を増やしていったとしても、私と貴方は同じ見解に辿り着くことがないでしょう。貴方が私を何故、展覧会に誘ってくれたのか解りません。退屈凌ぎ、それとも悪ふざけ。それでもいい。私は自分の流儀で貴方に向かいます。内ポケットに封筒が入っていたのは手品なんかじゃないことを祈りながら。笑われようが、馬鹿にされようが、貴方にのめり込むことを恐れずに突き進んでみます。大切なのは解り合うことではなく、求めあうことのはずですから。ねぇ、少しだけ私は貴方のいったデュシャン錬金術に対する謎が解けた気がします。シャベルに名前を書き込んだだけでシャベルが芸術になったのと同じく、チケットの入った只の事務用の封筒は、裏に貴方の署名が入っただけで、もう絶対に捨てられない特別な封筒に変わったのですもの。

「あの、昨日は本当に、すみません。私、こんな効果で素敵なプレゼントを貰い慣れていないもので、どうしていいのかが解らなくて、とても、とても、嬉しかったんですけど、それをどう表現していいのかが解らなくて、何か、逆に嫌な思いをさせてしまったんじゃないかと思って」
「そんな心配は無用ですよ」
「このお洋服、とても気に入っています。試着した時に、本当はスゴく欲しくなったんです。でも、似合っているのかどうだか、自信がなくて……。だって可愛過ぎるんですもの」
「君は可愛過ぎるから、丁度折り合いがついてますよ」

うわあ。後者の最後のは、死ぬまでに一度言ってみたい科白ですよ。

同期の女性が「O型なのに、〜だね」とかいう指摘を僕にするんです。ご存知のとおり(?)僕は血液型性格診断を忌み嫌っておりますので、正直鬱陶しくて仕方ないのですが、そこは22歳、テキトーに流すすべを覚えました。昔よりはまるくなりましたよ。科学的根拠がないというだけで、占いも嫌いでしたからね。今は可愛いもんだなと思えるようになりましたが、まだ許せないことがあります。それは順位付けしてること。なぜ運・不運に相対的な順位付けができるんだよと。信じてなくても、牡羊座の順位が低いと気分悪いでしょうが!
きっとそういうとこでつまづいたりしないんだろうなあ。カラオケ好きとか血液型性格診断とか。典型的なコミュニケーションのマジョリティですもんね。そっちのほうがいろいろ楽なんだろうけど、もう大丈夫、の筈。自分を何か被害者のようにとらえていないか。違う。違うだけ。優劣はない。
清○春ツアー最終日、ソロではアンコールの最後は『あの詩を歌って』がお決まりなんですけど、さらにそのあと強烈なアンコールでなんと2回目の『HAPPY』があったそうな。うへー、いいな。年末のカウントダウン行けるかな。
happyといえば、昨日キーワード「幸せ」でいらっしゃった方がいます。幸せをお探しでいたか。ありましたでしょうか?僕にはあるんですけど、なかなかお渡しできるものでもないので、引き続きご自分でお探しください。意地悪じゃないですよ。