全部的外れに聞こえていました。「自分を好きにならなきゃ」、「自分の良いところを見つけよう」、「自分に自信を持とう」などなど。出来ないから悩んでいるというのに。そんなときにあなたに出会ったのです。その一つ一つの言葉が、僕を映し出しているようでした。生きていて初めてと言ってもいい「共感」。分野は違えど、ここまで一致しているなんて。同士が見つかってからは、相変わらず苦しみながらもしかし、少しずつ変われました。自分を好きなれたわけでも、自信を持てたわけでもありません。ただ、そんなことが問題だと思わなくなったのです。少子化とか投票率が低いとかが問題だと言われているけれども、実はそれらは問題ではないのと同じこと。それに気づいてと少し楽にれました。
結果として今ここにいますが、ここに至るまでの道というのは、偶然の積み重ねなのではないかと思います。ただ、その偶然開けた道を歩いたのは自分。歩こうと決めたのも自分。