昨夜は「あうとスタンド」を聞きながら寝落ち。ワイヤレスイヤフォンを使っていて、充電が切れて居た為、朝にはPCからラジオが流れていた。
結局僕は太宰治になりたいのか、嶽本野ばらになりたいのか問題。揺らいでいるので、整理したいと。
小説を好きになったきっかけは、大学生のとき地元の図書館で偶然出逢った「世界の終わりという名の雑貨店」が収録された『ミシン』。嶽本野ばらという著者名に惹かれて手に取って最初だけ読んだ。そうしたら、中毒になってしまった。その後、おそらくその時点で発刊されている本は全部読んだであろう。この人は僕の代弁者だと心酔した。何度もサイン会に行っている。
いっぽう太宰。教科書でしか読んだことがなかった。ここがぼんやりしているのだが、たしか鬱が発症して療養生活に入ったころ、読み易いライトノベルを再び読み始めたのだ。その中で見つけたのが、野村美月「“文学少女”と死にたがりの道化」で、人間失格をモチーフにしていて、端折るがとにかく、「死ぬ前に太宰を全部読め!」と最後に遠子先輩が言っていて、それを真に受けたのだ。それから本当に太宰を全部読んだ。
そして、もう今となっては消えてしまったブログの一文が思い出された。「死のうと思った時に遺書を書くんじゃなくて、良い遺書が書けたら死のう」というような内容だったと思う。
と、ここからいろいろ今までを書こうと思ったけれども、わかった。なりたい作風は野ばらちゃん、なりたい生き様は太宰、だ。
障碍者になったけど生きてるし、自己破産したけど生きてるし、その他もろもろ人生辛くて、自殺は処世術だと己に言い聞かせ、何かあったら「死ねばいいか」と思っている。
でも、最良の一篇が書けない限り死なないと決めている。文学賞とか世間の評価ではなく、自分の物差しで。
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