蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

静まり返った深夜、ノートブックを閉じ、電球の明かりを一つのみ。肩こりをもたらすような悪い姿勢で太宰を読む。これだ、と思った。原点。
正直に告白すると、語義や物語がわからないことも少なくない。それでも、文字列を追っていると美術品を鑑賞しているような気になって、すーっと心地良くなる。『二十世紀旗手』読了。