蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

 くらくらふわふわ。闇と静寂に身を委ね、時が立つのを忘れる。過去を想い、今を嘆き、未来を見ない。僕は卑怯者。狂うほどの器量もなく、ただ文字列を散りばめ遊ぶ子ども。明日になっても変わらないけど、月並みな言葉で綴る。それだけはしておこう。
 分厚いバタートーストと紅茶の朝食が食べたい。目覚めたら用意されていないかな。
 僕がくだらないのは常だけれども、時折いたたまれなくなる。独創性の欠片もない幼い発想、先人の二番煎じ。月並みな言葉を詩って事足りる。安い人だ。また。