蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

うつ病だけど働いている僕は障害年金をもらえるか? その1

 ここで書くのは躊躇ったのですけれども、「まあ、いいか。公開しちゃえ」という気分になったので、書きます。

 

 

 事の始まりは、自立支援医療受給者証の更新。あ、ちなみに僕はうつ病で精神科に通院しているのです(もう十年の付き合い)。で、市役所まで診断書の用紙を取りに行くのがメンドーだなと思い、市のウェブサイトを見たのです。そこでは用紙をダウンロードできないとわかったのですが、「精神障害者保健福祉手帳」という語が目に入りまして。これはなんぞやと思って調べてみたら、どうやら所得税と住民税の控除額が増えるとのこと。検索してここに行き着きました。

www.rasukaruadhd.com

 扶養控除等申告書の提出時期までに精神障害者保健福祉手帳が手に入ればいいのですが、たぶん間に合わないでしょう。だから、もし審査を通って手帳がもらえたら、上の記事にあるとおり、確定申告をしようと思っています。

 

 

 ここからが本題。市のウェブサイトで、もうひとつはてなと思うところがありました。「精神障がいにより障害年金を受給」との文言です。障害年金って? ですよ。

 また、調べました。するとわかりました。すごくラディカルな表現をしますが、精神障害を持っていると、お金がもらえる(可能性がある)(らしい)。

 人並みに働けず、超低収入に喘いでいる僕としては、蜘蛛の糸ですよ。そこからいろんなサイトを見て調べました。こんどはここ。

www.syougai-nenkin.or.jp

 うーん、難しい! 「内容の把握が」と、「もらえる可能性が」の二つ意味で。

 一番キモの「初診日」。

“障害の原因となった傷病「について初めて医師又は歯科医師の診療を受けた日」 

 だいたいは思い出せるのですよ。2007年の初頭から不眠に悩まされて、近所のメンタルクリニックに通い出しました。 あ、当時は東京に住んでいました。

 で、なんやかんやあって、その年の7月1日日曜日の夜(これを特定できたのはてなダイアリーに書いていたから)、シャワーを浴びようとしたら肩に激痛が走って、おまけに気分も悪くなって、いそいで布団にもぐりこみました。そしたら、意外に眠れました。が、しかし、起きれないのです。目は開いています。起き上がろうとすると頭痛で起き上がれないのです。痛いというか、重いと表したほうが適切でしょうか。とても会社にはいけないなあと思って上司に連絡してその日は休みました。ずーっと頭痛のまま。あくる日もあくる日も頭が重くて寝ていました。

 でまた、なんやかんやあって上司に付き添ってもらって会社の産業医に診てもらい、そこで「うつ病」と診断されました。

 たぶん、それが「初診日」なのでしょう。ですが、その日とその場所が思い出せない。記録したものを持っていない。

 困った困ったと思って、いろいろググってみたら、検索結果に地元の「障害年金無料相談所」的な広告が出ました。見てみました。「障害年金専門社会保険労務士が全面サポート!」って書いてありました。ちょうど相談の電話ができる時間帯だったので、勢いでかけてみました。さっき書いた、「二つの意味で『難しい』」というところを相談してみたら、「もらえるかもしれませんよ」との返事が。「まずは無料で詳しく説明しますし、お話を伺いますから」と言われ、今度の10月16日月曜日(りょーこさんのライヴが終わって夜行バスで帰ってきてすぐ)、相談所に行くことに決まりました。

 話がどう転がっても続きは書きますね。