蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

相変わらずウソッパチなリバイバルの唄が流れるこの街でこんな雑音に胸騒ぐなら君はそう僕と同類のバケモノだ。

 二度、午睡をした。

 夢に、とある女性声優さんが出てきた。

 その方と歩きながら話した。内容は覚えていない。

 この辺りで彼女の家だろうという地点で、「住所を知ってはいけないので、ここでわたしは」と言って去った。彼女は「別に気にしなくていいよ」と言ってくれたけれども、自分は一般人。そこは線引きするべき。夢の中では、夢を見ていたい。