- 作者: 嶽本野ばら
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/07/26
- メディア: 単行本
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中学に上がると同時に、『晩年』を読み、太宰治に傾倒しました。とりわけ最初の文章の断片がコラージュのように綴られている『葉』が好きでした。
野ばらさんが初めて「太宰治を好いている」と遂に公言しました。
「葉」が好きだというところまでわたしと一緒です。とても嬉しく思います。
わたしは今、第十五回文学フリマに出す、わたしが主催する企画の原稿に悩んでいます。
太宰治に賛辞を贈る為に、太宰作品のカバー小説を書くのです。
太宰の本を片っ端から読み返しました。
道化、倒錯、情死、故郷……。いろいろフレーズは思い浮かびますが、情景が見えてきませんでした。
『もえいぬ』を読んで、太宰治と嶽本野ばらと――恐れ多いですが――近江舞子が繋がりました。
ファッションです。「服装に就いて」書こうと思います。