蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2023/12/02(土) or 君が脱いだドレスはラズベリー。

 午前一時頃に眠り、八時前に起床。とにかく眠い。心身共に不調はなかったので、ボーナス時短出勤。然し、やはり、眠いこと眠いこと。顔を冷水で洗っても、眠気解消のツボ(合谷〔ごうこく〕と言うらしい)を押しても駄目。キリ良く終わりそうな仕事量だったが、中途半端で終了。採点するなら零点である。帰宅後はずーっと超A&G+を聞いていた。

 はてな界隈では有名な、人間失格の一節である「これ以上は、世間が、ゆるさないからな」と発する相手に対して口に出しかけて止めた言葉「世間というのは、君じゃないか」が由来の太宰メソッド。久しぶりにこれを見かけて、思った。

 接客業に対する見た目の厳しい基準だ。「お客様に不快感を与えないように」を金科玉条のごとく扱って「男の長髪は駄目、金髪は駄目」と言っていたくせに、最近では「多様化にあわせて」なんて言って「髪色を変えていたり、アクセサリーを付けていたりしても可」という職場も増えているらしいが、結局は人手不足だから認めているだけなんだろう。それも、その人手不足も、少子化故のカッコ付きの(安い)人手不足なのだろう。

 と、ここまで怒りで書いていて、少し離席して戻ってきたら落ち着いた。案外そんなところが突破口となって「世間」は「多様性」を受け入れようになるのかもしれないね。