蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

そのゲームには、参加しません。
勝ちたい人が勝手に敗者をつくり出しているだけなのでしょう。一方、敗者にされる人は勝者の攻撃を逃れるために、殊更敗北に開き直った態度を取る。
ゲームの一角には、美しさもあり楽しさもある。ゲームの成り立ちから時間を経れば、形も変わる。元の形と違うからという理由で毛嫌いしているわけじゃない。例えに出すのがあれですが、僕にとってアメフトのようなもの。やろうと思わない。
そのゲームで相対的に上位にいるためには、より多くの参加者が必要だ。だから、参加しようとしない人を挑発して連れこもうとする。そのゲームにしか価値を見いだすことができないから必死。毎回、世間の多くの人はゲームに参加して勝者と敗者を確認するのを、まるで降りられない投機のように繰り返す。
僕は“退廃愛す傍観者”。世間のフォーマットから外れて、気味の悪い存在でいよう。
おやすみなさい。