2008-08-04 『リア王』シェイクスピア 読書 リア王 (新潮文庫)作者: ウィリアムシェイクスピア,William Shakespeare,福田恆存出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1967/11/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (34件) を見る 読了。読む前の知識は悲劇であるということのみ。頁をめくってようやく理解。悲「劇」なので戯曲であると。 凄く悲しい結末だった。それに至る過程、共に子を信じられず又子に裏切られるリアとグロスターの苦しみが物語に重ねてゆかれたのが効果的だと思った。 次第に狂っていく王、道化、エドガーの言葉はまるで詩。視界が芸術に染まっていった。 これで20/52。