2012-04-22 溝 日記 風呂で。 湯に浸かると思いがあぶくのように湧き上がる。 ぽつぽつと。 書いているとき、書けているとき、脳内に何か分泌物が出ているみたいに言葉が生まれ、文章ができる。 気持ちがいい。 だが、書き終わってから間を置いて読み返してみると、ちょっと「あれ?」と感じることがある。 気持ちが悪い。 作者としての自分、読者としての自分というふたりの立場。 溝。 書きたいものを書いているのに、それは、読みたいものと違って。 ずっと付きまとう課題であろう。