トラウマと表すほどたいそうなものではないけれども、やっぱりアレを見てしまうと心が痛み、胸が疼く。
きっとわたしはアレから逃げられない。どこまでもまとわりついてくる。
アレのせいでわたしは動けなくなったし、アレのおかげで本当にやりたいことを見つけられた。
絶望の谷底に叩き落された。でも、わたしは這い上がった。
だから、今がある。
何年か前に戻れるとしたら? なんて質問をたまに見かけるが、わたしは過去にも未来にも行きたくない。
今が最低で最高だから。こんなぼろぼろの心身であっても。
日々、美しい文章のことを考えて暮らしています。
そして、死んでしまった人たちへ。
あなたたちの渡してくれたバトンをわたしは繋いでいきます。
まだまだ未熟なわたし。それでも約束します。
美意識は朽ちません。