蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

感想:新谷良子|Ryoko Shintani Live Tour はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる'17「chu→lip☆DayDream」at Zepp DiverCity 10/15

 約一か月前の公演に行って、これはもうひとつ行くべき! と思って、行ってきました。

 本当に、本当に楽しかった。

「ReTIME」で泣きながら歌うりょーこさんを観て、こっちまで涙が。

 いつか来る次も、行きます。

うつ病だけど働いている僕は障害年金をもらえるか? その1

 ここで書くのは躊躇ったのですけれども、「まあ、いいか。公開しちゃえ」という気分になったので、書きます。

 

 

 事の始まりは、自立支援医療受給者証の更新。あ、ちなみに僕はうつ病で精神科に通院しているのです(もう十年の付き合い)。で、市役所まで診断書の用紙を取りに行くのがメンドーだなと思い、市のウェブサイトを見たのです。そこでは用紙をダウンロードできないとわかったのですが、「精神障害者保健福祉手帳」という語が目に入りまして。これはなんぞやと思って調べてみたら、どうやら所得税と住民税の控除額が増えるとのこと。検索してここに行き着きました。

www.rasukaruadhd.com

 扶養控除等申告書の提出時期までに精神障害者保健福祉手帳が手に入ればいいのですが、たぶん間に合わないでしょう。だから、もし審査を通って手帳がもらえたら、上の記事にあるとおり、確定申告をしようと思っています。

 

 

 ここからが本題。市のウェブサイトで、もうひとつはてなと思うところがありました。「精神障がいにより障害年金を受給」との文言です。障害年金って? ですよ。

 また、調べました。するとわかりました。すごくラディカルな表現をしますが、精神障害を持っていると、お金がもらえる(可能性がある)(らしい)。

 人並みに働けず、超低収入に喘いでいる僕としては、蜘蛛の糸ですよ。そこからいろんなサイトを見て調べました。こんどはここ。

www.syougai-nenkin.or.jp

 うーん、難しい! 「内容の把握が」と、「もらえる可能性が」の二つ意味で。

 一番キモの「初診日」。

“障害の原因となった傷病「について初めて医師又は歯科医師の診療を受けた日」 

 だいたいは思い出せるのですよ。2007年の初頭から不眠に悩まされて、近所のメンタルクリニックに通い出しました。 あ、当時は東京に住んでいました。

 で、なんやかんやあって、その年の7月1日日曜日の夜(これを特定できたのはてなダイアリーに書いていたから)、シャワーを浴びようとしたら肩に激痛が走って、おまけに気分も悪くなって、いそいで布団にもぐりこみました。そしたら、意外に眠れました。が、しかし、起きれないのです。目は開いています。起き上がろうとすると頭痛で起き上がれないのです。痛いというか、重いと表したほうが適切でしょうか。とても会社にはいけないなあと思って上司に連絡してその日は休みました。ずーっと頭痛のまま。あくる日もあくる日も頭が重くて寝ていました。

 でまた、なんやかんやあって上司に付き添ってもらって会社の産業医に診てもらい、そこで「うつ病」と診断されました。

 たぶん、それが「初診日」なのでしょう。ですが、その日とその場所が思い出せない。記録したものを持っていない。

 困った困ったと思って、いろいろググってみたら、検索結果に地元の「障害年金無料相談所」的な広告が出ました。見てみました。「障害年金専門社会保険労務士が全面サポート!」って書いてありました。ちょうど相談の電話ができる時間帯だったので、勢いでかけてみました。さっき書いた、「二つの意味で『難しい』」というところを相談してみたら、「もらえるかもしれませんよ」との返事が。「まずは無料で詳しく説明しますし、お話を伺いますから」と言われ、今度の10月16日月曜日(りょーこさんのライヴが終わって夜行バスで帰ってきてすぐ)、相談所に行くことに決まりました。

 話がどう転がっても続きは書きますね。

太宰治に逢いに行く

 今日は一日中、「今日死のう。今夜死のう」と思っていました。

 残される貴方のことも脳裏をよぎりました。でも、「悲しがられようと憎まれようと、どうでもいい」と思いました。

 

 自由に生きたかった。

 でも、自由に生きられるだけの力が、無かった。

 だから、死ぬのくらいは自由にしたい。

 

 

 りょーこさんに会えなくなるのも、清春さんに会えなくなるのも、野ばらちゃんに会えなくなるのも、何より、おみまゆちゃんに本当に二度と会えなくなるのは、想像して辛かった。生きていれば「いつか」また会えるかもしれません。でも、「いつか」はいつ?

 

 

「我慢しているのはみんな一緒」だなんて言うでしょう。でも、僕は抵抗力が弱いのです。耐えられません。

 

 散々カッコつけてきました。でも、現実には勝てないから……

 

「でも」、今は、とりあえず先延ばしにします。デパスを飲んで、震えながらこれを書いています。

 なぜなら、僕は文士。まだ、己の『晩年』を書いていない! 大切なそれを思い出しました。

 終わり。

感想:新谷良子|Ryoko Shintani Live Tour はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる'17「chu→lip☆DayDream」at BOTTOM LINE NAGOYA 9/17

・僕がわかった曲

Wonderful World

ロストシンフォニー

ray of sunshine

ハリケーンミキサー

ナニカダレカ

Punkadelic Devil

DAFT GEAR

Blooming Line

Memories

crossingdays

CANDY☆POP☆SWEET☆HEART

MARCHING MONSTER

 

 「ray of sunshine」の観客たちのコールは、いかにもオタクだなあって思った。でも、それを聴くのも一興。

 「Wonderful World」が聴けてよかった。一番嬉しかった。

 「MARCHING MONSTER」はやっぱり盛り上がる。声が涸れているかもしれない。ここで、モッシュが起きていた。りょーこさんが、「おさえて」というジェスチャーをしているくらい、ロックな現場。

 衣装。二着目はどうなの? ってやつだった(八十年代アイドルをもっと過剰にした感じを想像してください)。

 本編最後は涙が、滲んだ。

なんでもないこと・どうでもいいこと

 今夜もせっせと駄文を書く。

 なんでもないことを吐く。

 どうでもいいことを吐く。

 思いを込めないことで、創作の為のリハビリテーションをしている。

 必死にならないほうが、逆に気づきがある。

 と、ここで思う。

 なんでもないこととどうでもいいことは似ているが、差異はある。

 そういうことを考えよう。

 

 

 今夜の音楽はこちら。


アーバンギャルド - さよならサブカルチャー

最後の天国の海賊盤

 

Last Heaven's Bootleg

Last Heaven's Bootleg

 

 これを聴きました。

 スタジオアルバムみたいな感じ。

 とにかく、歌っている。弾いている。

 解散直前、ミュージックステーションに出演したときを思い出しました。

はてなダイアリーからはてなブログに引越しをして一周年

 でも、いつもと変わらず書きます。

 積読紹介。

 

ポラーノの広場

ポラーノの広場

 

 

 

粕谷栄市詩集 (現代詩文庫 第)

粕谷栄市詩集 (現代詩文庫 第)

 

 

 

続・粕谷栄市詩集 (現代詩文庫)

続・粕谷栄市詩集 (現代詩文庫)

 

 

 

さかしま (河出文庫)

さかしま (河出文庫)

 

 

 

夢・アフォリズム・詩 (平凡社ライブラリー (149))

夢・アフォリズム・詩 (平凡社ライブラリー (149))

 

 

 

青少年のための自殺学入門―寺山修司エッセイ集

青少年のための自殺学入門―寺山修司エッセイ集

 

 

 

快楽主義の哲学 (文春文庫)

快楽主義の哲学 (文春文庫)

 

 

 

ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム

ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム

 

 

 

 どうにも一冊を一気に読むことができない性分で、キリのよいところまで読んだら、別のを読むというふうにして、二三冊を並行して 読んでいます。

 

 今夜の音楽はこちらをどうぞ。


清春 「夢心地メロディー」

JAZZ漬け

 近頃、JAZZばかり聞いています。

 

 

 

キャラヴァン+2

キャラヴァン+2

 

 

 

キャノンボール・アダレイ・イン・サンフランシスコ+1

キャノンボール・アダレイ・イン・サンフランシスコ+1

 

 

 

マーシー・マーシー・マーシー

マーシー・マーシー・マーシー

 

 

 

 

 

 JAZZを聞くようになったきっかけは、野ばらちゃんの小説『サリシノハラ』に、ビル・エヴァンスの「ポートレート・イン・ジャズ」が出ていたからです。そこから、マイルス・デイヴィスとかエリック・ドルフィーとかを聞いてきて、今はアート・ブレイキーキャノンボール・アダレイにはまっています。

 

 今夜の音楽はこちらをどうぞ。


ザプーチンズ「ナニコレ」MUSIC VIDEO

僕が何度でも読み返す、太宰治『晩年』に収録されている「葉」という作品の好きな箇所、ベスト5

五位

 兄はこう言った。「小説を、くだらないとは思わぬ。おれには、ただ少しまだるっこいだけである。たった一行の真実を言いたいばかりに百頁の雰囲気をこしらえている」私は言い憎そうに、考え考えしながら答えた。「ほんとうに、言葉は短いほどよい。それだけで、信じさせることができるならば」

 また兄は、自殺をいい気なものとして嫌った。けれども私は、自殺を処世術みたいな打算的なものとして考えていた矢先であったから、兄の言葉を意外に感じた。

 

 

四位

 よい仕事をしたあとで

 一杯のお茶をすする

 お茶のあぶくに

 きれいな私の顔が

 いくつもいくつも

 うつっているのさ

 

 

三位

  どうにか、なる

 

 

二位

  どうせ死ぬのだ。ねむるようなよいロマンスを一篇だけ書いてみたい。男がそう祈願しはじめたのは、彼の生涯のうちでおそらくは一番うっとうしい時期に於いてであった。男は、あれこれと思いをめぐらし、ついにギリシャの女詩人、サフォに黄金の矢を放った。あわれ、そのかぐわしき才色を今に語り継がれているサフォこそ、この男のもやもやした胸をときめかす唯一の女性であったのである。

 男は、サフォに就いての一二冊の書物をひらき、つぎのようなことがらを知らされた。

 けれどもサフォは美人でなかった。色が黒く歯が出ていた。フォオンと呼ぶ美しい青年に死ぬほど惚れた。フォオンには詩が判らなかった。恋の身投をするならば、よし死にきれずとも、そのこがれた胸のおもいが消えうせるという迷信を信じ、リュウカディアの岬から怒濤めがけて身をおどらせた。

 

 

一位

 死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。

 

 

 これらの言葉で僕は生きながらえています。

 

 

 今夜の音楽はこちらをどうぞ。

 

まるで恋文を書くように

 最近は、まだノートにメモをとる程度の段階ですが、原稿をちまちまと書いています。文学賞に投稿するものでも、自分の同人誌のものでもなく、寄稿するものです。

 ある小説家さんが、書くときは構成を考えてから……ではなく、思いついた場面から書いて、あとで繋ぎ合わせていく手法を使っていると目にしまして、それを実践しています。

 そうしたら、別々の作品にしようと思っていたものが、偶然にも重なりあって、これはいけそうだと視界が開けてきました。

 書く筋力が弱ってきているのを感じているので、とりあえず現状報告だけでも。