蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

つくづく自分は頭が悪いというか子どもっぽいというか、およそ社会人とは思えないような思考をしている、と思う。

思えば、家族で会話というものがなかった。僕が幼いころ父親は姉や兄に怒ってばかりいたし、母は愚痴ばかりたった。とにかく対話、意見を交換するということ、がなく、命令・支持ばかりたった。感想も押し付けられた。楽しいことなんかひとつもなかった。

人が話をしていて、それで意見を求められたとき答えられない。その場で思い付かないし、聞きながら考えようとしてもやっぱり思い付かない。99パーセントの人は話を続ける。答えを待ってはくれない。

どうやったら話す言葉が生まれるのか?そのことばかり悩んでる。こんなんでこの先生きていけるのだろうか。

あと結論だけ覚えて理解した気になっている癖も課題だ。そこにいたる過程を説明できないと人と話ができない。ああ、本のインプットに頼っているなあ。