蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2023/11/09(木) or 絵に描いた哀れさ色づけて。

 昨日「チェイサー」で、と読み始めたこちらの本。おもしろい。まだ序盤も序盤(第一週・第二日を読み終わったところ)で、キリスト教ではこう、仏教ではこうみたいな深い各論ではなく、全ての宗教に共通する概念の説明から入っている。祈り、奇跡、神等々。

 ところで僕は毎朝神棚に向かって手を合わせている。うちは神道で弔ったので、神棚に手を合わすことに何かしらの意味(父は死んでカミとか柱とかになったみたいなの)があるのだろうが、僕はそれを知ろうともせず、ただ勝手に父が死んだ現実を受け入れる為に使っている。

「生きる意味」がわからない。わからなくて苦しいってことじゃなくて、「何それ?」のほう。生きがいならわかる。こうやって生きていけたら楽しいなって感覚ならある。案外多くの人が「生きる意味」とやらで悩んでいるのだな。

 神様のような超自然的な存在があると信じているほうが楽だよね。別に馬鹿にしていない。僕はそこから離れて生きる挑戦者になりたいだけ。