蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

「神様の存在は信じるが、信仰はしない」ってのがなんとなく受け入れられるようになった。今までは運命だとか神様だとか、そんなのあってたまるかと考えていた。運命によってこの先の未来が決められているとしたら、そんな悲しいことはない。この世界を神様が操っているのだとしたら、そんな意地悪なことはない。パンドラの箱に最後まで残されていた不幸は「未来」。ヒトが未来を知ってしまったら、生きてゆく気力がなくなってしまうから。もし、運命や神様に未来を決められていたとしまったら?認めたくなかった。今でも他人が口にする運命とか神様という言葉は胡散臭いものとして警戒する。あーなんだろ。逆に言えば、何でも自分でできるというように傲慢な考えを持っていたんだと思う。そういうのが無くなって、前に述べた良い意味での諦めができたから、難しいことはより大きな存在に任せてしまおうという気になった。だから、僕の場合宗教的な意味で使っていません。信仰しないのは、やっぱり意地悪が過ぎるから。
し○べり場。おお、端から野ばらさんと意見があった。「愛情に、本物も偽物もない」ね。