文学フリマでは、掌編集『断頭台のメロディー』(二百円)を販売します。「翼」、「【新釈】杜子春」、「ローテローゼ」の三編。
それに伴い「新刊レビューで文フリの売り上げアップごっこ」に参加したところ、以下のコメントをいただきました。※サークル名・今回(第九回)文学フリマ出店スペース番号・評者名、とコメントです。
終りの会【R-11】・永田希さまより
これは何なのだろう。
文学蚤市ことのは2009(松永英明)【S-3】・松永英明さまより
「翼」「【新釈】杜子春」「ローテローゼ」の三つの短編小説集。いずれも冷酷・残酷な現実を見据えた物語であり、甘さをカットし尽くしている。ストーリーの起伏は小さい方だが、流れるように語られる物語の最後に寂しさが残る。
奇刊クリルタイ3.5→4.0【T-6】・republic1963さまより
短編3本。「新釈・杜子春」が面白かったです。芥川龍之介版は若干説教臭い部分があるが、こちらはそれよりも突き放した内容になっていて面白い。
山陰大学しりとり研究会【V-6】・川口健伍さまより
どの短篇も繊細でいて乱暴――まだ物語の力を信じられている人の、物語です。