蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

向こう側

「立つ舞台は違えど、いつか向こう側に行ってやる」と、彼らを見、そう思った。
 わたしの望む・臨む舞台に照明や音楽は無い。地味で陰鬱なところだ。
 しかし、そこはわたしにとって何処よりもまぶしい、あこがれの舞台。
 もう一度、「いつか向こう側に行ってやる」。