前は、かなり親(特に父親)を恨んでいた。一緒に住んでいるのが苦痛で、機会を得たので飛び出した。
今は、恨みの度合いはずいぶん減った。ただ、許すことはできていない。わたしは聖人君子じゃないから。
でも、この境遇を親のせいにするのはやめられた。
例えば、もしこの境遇を親のせいだと仮定する。そうすると、その親を作ったのはそのまた親で、と考えていくと際限が無い。
それを突き詰めれば、世界の創造主のせいとなる。
だとすると、すべて運命になる。すべてが最初から決まっていることになる。
神様はいるだろう。しかし、運命は信じない。人生は自分次第で如何様にも変えられる。
さよなら『毒になる親』。
- 作者: スーザン・フォワード,玉置悟
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/10/18
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