蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

これで一枚

 近頃、心身共に不安定期。中途覚醒やら気持ち悪いやら頭が痛いやら。あんまり食べてない。人混みにいると胸が詰まる。そんな肉体を強引に引きずり出し、買い物三昧で発散している。分不相応な出費が続く。昨日は、ふらっと調子に乗って携帯電話の機種変更をして度入りのサングラスを買ってしまった。少しは気が晴れた。
 けれども、それも一瞬のこと。
 薬の処方が増えた。今朝もまた、あまり眠れていないし、頭が痛い。未来がどうでもよくなってきた。救いようのない阿呆め。
 この部屋は寒い。
 当時、これを聴いて自殺者が続出したという曰く付きの、ダミアの『暗い日曜日』を聴いてみた。シャンソンなので何を言っているのかさっぱりわからなかった。詞はまだ読んでいない。詞は相当暗いらしい。音だけで楽しめたし、いい歌だと思った。しかし、繰り返し聴いていたら暗く重たいものが少しずつ少しずつ刷り込まれていたのか、いつの間に気分が沈んでいた。