2008-03-14 一葉 日記 雨に濡れた窓の中、あなたがいる。白いセーター、頬杖を付いて。 大きな瞳の視線の先には何があるの? 雫に遮られて僕には見えない。 遠い向こう、高いビルや煙突たちは寂しげで、大好きだった街の面影は消えた。 陽が落ちるまでここにいよう。星が出たら明日へ行こう。 ふたりはきっと変わってしまうから。約束だよ。