蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

血ノ気引き香るのに。

 昨夜は、二十三時更新の「指出毬亜のサシデナブルなラジオ」を聴いて、日付が変わる前に就寝。午前七時半ごろ起床。頭痛も、不安も、疲れも、無し。すっきりと起きられた。

 今日は十五時以降雨だと天気予報が言うので、朝の、日差しが弱いうちに散歩という名のラジオ(ポッドキャスト)聴取に行ってきた。お笑いラジオアプリGERAの「Dr.ハインリッヒのGeneral Earth Radio」を聴く。赤坂にこだわりの干し芋とそれに合うコーヒーを出すカフェがあるらしい。コーヒーはお腹がゆるくなってしまう為御免だが、干し芋はちょっと興味がある。↓ここ。

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 たった四千歩強歩いただけでへとへと。然し、疲れたものの、眠らずにいられた。なので、読書。遂に、江戸川乱歩の「心理試験」である! そもそも文学フリマ東京36で出す新刊にこの題を拝借して付けたかというと、単純にカッコいいからで、まったく読んだことはなかった。そして、ハードロックバンド「人間椅子」の、そのバンド名の候補に人間椅子のほかに「心理試験」があったという情報をWikipediaで知ったので、そんな作品があるのかと知ったのだ。さらに言えば、内容も「心理を問うている」感じなので、これだと思ったのだ。さて、江戸川乱歩の「心理試験」は、これもまた明智小五郎が出てきた。明智小五郎が種明かしをする部分は、今となってはよくある話・基本的なのだが、面白い。ただ、アリバイを崩しただけなので、現代で現実だとしたら起訴はできないだろうなあと風情のないことを思ってしまった。

 売れたいし、認められたいし、求められたい思いは有る。だが、それらの優先順位は低くて、僕が創作で思う一、二番は、己が心底納得いくものを創れたか、或いは、自己ベストを更新できたか、だ。これは他人の物差しじゃなく、自分の物差しでしか測れない。だから、僕が強くなるしかない。