蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2019/11/14 or 才能

 今日は早起き。早くから働きに出る母と、久しぶりに一緒に朝食。

 出かけるつもりが、うだうだしてしまう。

 三時ごろになって、読書に集中する為に、近所の喫茶店に行く。そこで、最果タヒ『きみの言い訳は最高の芸術』を読んだ。

 明日から仕事。今日は意識して長く書いてみようと思う。

 わたしは、「小説を書き始めたきっかけは?」と尋ねられると困る。それには二つ理由がある。一つ。明確に、「これ」というものがないから。もう一つ。もしそれを言ってしまうと面倒なことになるであろうから。

 前者について、あやふやながら思い出してみよう。大学生の三年か四年のとき、あまりにも時間があったので、本を読みまくろうと試みて、図書館に行って人文系の本をたくさん借りた。その中で、気まぐれに小説のコーナーに行って見てみると「嶽本野ばら」という文字を見つけた。なぜかそれが気になって手に取ってみると、最初の一文が美しかったので魅了された(『ミシン』に収録の「世界の終わりという名の雑貨店」)。家に帰って全部読むと、自分の生きづらさを慰め、生き方を肯定されている気がして、そのころに出ていた著書は全部読んだ。でも、それで終わった。小説は書き始めなかった。その代わりと言ってはなんだが、自分のサイトで日記は書き続けていた。まだはてなダイアリーも無い時代。そして、時は流れ、会社員になる。三年目に心身を共に壊した。少し回復し、休職している間、ジュンク堂池袋店に行っては本を買って読んでいた。ライトノベル熱が復活し、「文学少女」シリーズに出会う。その最初の本で……。ここから先は、後者の理由に繋がるので言えない。でも、過去にどこかで言ったり書いたりしているかもしれないから、もしかしたら既に知っている人もいるかもしれない。

 もっと書きたいなあ。過去を語るのは、整理をする意味ではよいけど、そこではなくて、思ったこと、考えたこと、感じたことを、生でぶつけたい。あゝ、言葉にするのが難しくてむずがゆい。アウトプットする為には、インプットしなければならない。呼吸のようにしたい。

 たゆまぬ努力を。己は凡人だという自覚を持て。羽生善治氏の名言にこんなものがある。

“何かに挑戦したら

確実に報われるのであれば、

誰でも必ず挑戦するだろう。

報われないかもしれないところで、

同じ情熱、気力、モチベーションをもって

継続しているのは非常に大変なことであり、

私は、それこそが

才能だと思っている。”

 その意味じゃ、諦めていないぜ。

感想:最果タヒ『きみの言い訳は最高の芸術』(文庫版)

 

きみの言い訳は最高の芸術 (河出文庫)

きみの言い訳は最高の芸術 (河出文庫)

 

 この書は単行本版を読んだことがある。著者がBLANKEY JET CITYの大ファンであると知った記憶があっただけで、内容はほとんど覚えてなかった。

 著者の詩集も、感想はここに書いていないだけで、いくつか読んだ。わからなかった。わからないという言い方は適切ではないか。いやでも、そうか。わからなかった。

 しかし、そんな思いもありつつ、この書を文庫版で改めて読んで、著者の言葉に対する態度がすごくいいなと思った。

「きっと人は、ちょっとわからなぐらいがちょうどいい。」と帯にある。そのとおりだと感じる。ビジネス文だったら伝わるように形を整えなければならないけれども、小説や詩はそうではない。

 わたしが最近意識的に書いている日記もそうだ。どう見られているのか意識して、ちょっとカッコつけながらも、でも、剥き出しのわたし型の文章を書いている。ときに乱れ、迷い、悩み……

 わたしには、わたしのほかは、無い。

2019/11/13 or ギンギラギンにさりげなく

 今日も昼間でぼやぼや。どんどん太っていく。

 母がスーパーマーケットで買ってきた、たこ焼きならぬ「えび焼き」を食べる。たこ焼きのほうが美味しいと感じた。

 夕方。通院。近況を話す。最近はデパスをまったく飲んでいない。調子がいい。

 ラジオを聞いてばかりで、本を読んでいないなあ。文字を読むのが億劫だ。

 カッコつけるのは、カッコ悪いのか?

 ありのままとか等身大とか、嫌いでして。

 カッコいい人はそのままでもカッコいいけれども、当人がそれをわかった上で、もっとカッコいいことをしてほしいと思っている。

 かえって、自分。せめて言葉の地ではカッコよくいさせてよ。

2019/11/12 or ニュートン

 今日は、朝いったん起きて、ぼやぼやしているうちに眠ってしまって、気付いたら、昼。

 売る服や本を集荷に来てくれる配送業者に荷物を渡し、また寝る。

 また起きたら、夕方。今日は何にもしていない。もう暖房を入れています。

 椎名林檎のベストアルバムが届きました。素敵。

 

ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~ (初回生産限定盤)(2CD)
 

 

 さっきTwitterを見ていたら、ハッシュタグで「安倍は辞めろ1112」というものがトレンド入りしていた。

 昨日書いた、「投票に行くだけが政治参加ではない」がさっそく起こった。

 諦めていない人がいる。

 Unite!

2019/11/11 or OKポッキー!

 今日は午前三時ごろに眠ったが、午前八時ごろに起床。ぼやぼやしないで身なりを整える。アルバイトの面接があるからだ。

 障害をオープンして働けるのがより良いだろうとは思うのだが、当面のお金が無いので、無理してでもクローズでも働くほかない。

 で、名古屋で面接。「会社はバタバタしているので、そこの喫茶店で」となり、アイスティーをおごってもらう。経歴に傷だらけの履歴書なのに、PCには明るいところをアピールしたせいか、その場で合格となった。初出勤は今度の金曜日。

 煙草も吸えるし、音楽を聞きながら仕事もできるし、交通費が全額出るし、時給のほかはすごく良い感じ。でも、肝心の仕事内容はわかっていない。尋ねるのを忘れた。

 Twitterになじまないことを書こう。ブログというか日記というこの場所は、そういうものでしょ? 昔、学生時代に友人とくだらない会話をしていたときに、第三者が「何話してたの?」と割って入ってくると、「政治の話」と言って笑いながら誤魔化していた。今にして思う。笑いごとじゃない。子どもの時分から真剣に政治に興味を持ってきたほうがよかったし、それは今の若い人にもそうであってほしい。

 わたしは、右派と見られる人も左派と見られる人も、どちらもTwitterでフォローしているが、自分は左派だと思う。ようになった。だから、躊躇いはあるが、言ってしまおう。現政権はEVIL、そして何より安倍総理大臣が最もEVIL。ちょうど「桜を見る会」が話題になっている。公権力を使ってやりたい放題なのがまず我慢ならない。

 そして、経済政策。わたしは大学で経済学を学び、卒業してからもずっと経済(not 経営)学の本を読んできた。ほかの悪行にも腹が立っているが、現政権でわたしが一番いら立っているのが、経済政策だ。近年でわたしが一番良いと感じた本を紹介しよう。お金と時間に余裕がある人はぜひ読んでほしい。

 

経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策

経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策

 

  経済が、外需のおかげで設備投資が高まりつつある中で、政府は、老齢年金や財政の破綻を煽り、増税でドーンと冷や水をぶっかけ、内需を殺し、不況に転落してしまう。現政権より前も含めてこの三十年間、毎回その繰り返し。それで人を殺した! 或いは、殺人犯を生み出した!

 もう、そんなの嫌だ! 変えられるのは、一人のスーパーヒーローではない。一人ひとりの国民だ。選挙で投票に行くことだけが政治参加じゃないぜ。

 

2019/11/10

 今日も今日とて昼までぼやぼや。

 ロクシタンのシャンプーとコンディショナーが無くなったので、名古屋まで買いに。

 帰宅すると立て続けに二件、宅配買取に出した服の査定が終わったと連絡あり。計、七万六千円なり。

 まだまだ売らないと、足りない。

2019/11/9

 ZARAで買ったフーディを着て出かけようとしたら、穴が開いていた。同じくZARAで買ったばかりのレザーブーツを履いて出かけたら、靴擦れがした。どちらも通販。もうZARAでは買わない。今度こそ禁ZARA大須のあのお店でちゃんと買おう。

 一昨日思い付きチケットを予約し、今日の名古屋グランパスヴィッセル神戸の試合を、豊田スタジアムまで観に行った。二日くらいほとんど家を出ていなかったので、駅とスタジアムの往復に疲れた。

 試合は、久しぶりに名古屋が勝利。監督が代わって初勝利。今年は瑞穂に二回、今日の豊田に一回とぬるいサポーターです。

 フットボールにもAIが活用される時がくるのだろうなと思ったり。

2019/11/8

 お昼過ぎまで寝ていた。

 何もできず、ぼんやり。

 初期不良のあった時計の修理が終わったとのことで電話あり。二か月は待たされた。

 さっきまでAmazonビデオで『ひぐらしのなく頃に解』を視聴。ようやく意味がわかった。

2019/11/7

 お昼ごろまでぼやぼや。

 TO DO リストに書き留めたことを順番にこなす。

 まずは、ガラケーの解約。夏に退職したところから離職票が届いていないので、問い合わせ。国民健康保険のもにょもにょ。

 それで、疲れてあとはラジオをずっと聞いて、ふと思い出し、Amazonで『無限の住人』を観る。おもしろい!

 読書に、役に立つとか得をするとか、そういうことをわたしはあまり求めていない。

 ただ、思うまま気の向くまま、楽しめればいい。

 その中で、たまたまアイデアの萌芽を見つけられたら、もちろんラッキーだけれども。

 そして、一つを重く。

2019/11/6

 りょーこ(新谷良子)さんは、すごい。と、毎日感じている。

 だって、毎日、日記を書いているんだもの。

 わたしもなるべく書いていきたい。呼吸をするように。

 何気ないことを書くことから、何気なくないことを書くことに繋げていきたい。

 今日は、ハローワークに行った。二つ紹介してもらおうとしたが、一つは、およそ半年前に一度落ちているところ。しかも、倍率高め。お願いする。もう一つは、事前確認してもらったところ、髪ではねられた。

 その相談員さんに、支援員さんを活用してみたらどうかと提案された。以前、資料をもらって検討はしていたのだが、腰が重かった。

 聞くところによると、支援員さんがつくと、紹介してもらえるところが増えるらしい。一件見せてもらったのが、在宅でできる仕事だった。これはすごい。

 その場で、わたしの住むところに近い支援機関の相談員さんと面談をする約束を取り付けてもらった。早く働きたい。否、働きたいのではない。お金が、欲しい。