蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2010-01-01から1年間の記事一覧

『花宵道中』宮木あや子

なし。と書くのが妥当な一日でした。 しかし、それで終わるのも癪なので何とかひねり出してみようと思います。花宵道中 (新潮文庫)作者: 宮木あや子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/08/28メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 23回この商品を含むブログ (…

オリオン座

なんでもない星のかがやきをつないで星座というちいさなものがたりをヒトは創りました。 でも、気の遠くなるほどの年月を星は生きているのだから、なんでもないことはなくて。 老いも若きも関係ない。ただ、わたしたちの前では等しく光る。 澄んだ夜空を見る…

夜明けの為に

風呂に入ると思い出します。言い換えると、思い始めます。何にも思わずぼんやり過ごしているこの木偶の坊が自然に思考を開始するのです。 被服の拘束から解放され、羊水に似た湯に浸かるからでしょうか。 秘密を抱えると体が重くなるような気がする、なんて…

したがり

すぐに好きなあなたを真似したくなります。ひっきょう、わたしはこどもなのです。 あなたが大きなリボンを頭に戴けば、堪らずわたしも。 あなたが首に黒いストールを巻けば、堪らずわたしも……。 一から数えれば限がありません。 でも、何処まで行ってもわた…

ぶちまけろ

曰く、いい人はみんな先に天国へ行ってしまう。 曰く、親より先立つと地獄へ行く。 天国も地獄も現世のわたしたちは誰も見たことがない。見られる筈もない。けれども、あれやこれやと語る、語る。 どれほどの数の物語があるのだろう。 語り継がれるあこがれ…

なし。

学習会を開きたい。お互いの作品(習作がいいかな)を事前に読んで意見を交換したり、同じ本を読んで感想を述べたりする会合。 わたしに欠けている読者の視点を養いたい。

バトン

日々、世界が回っている。わたしがいようがいまいが。 わたしが生まれてもいなかったとき、あなたは既に死んでいた。 どうしていなくなってしまったの? それでもわたしの中に、確実にが記憶が残っている。わたしだけでなく、多くの人に爪痕を残している。 …

なし。

なし。

今日の買い物

http://tantanto.g.hatena.ne.jp/tatesemi/20101027

過去となる今

この文字の先に何があるか? 例えば、あなたに送る手紙なら、感謝の気持ちが詰まっている。わかりやすい。それを「ありがとう」の一言で済ませず、修辞を駆使し、詩のようにして文を送るのだ。 では、わたしが普段書いている(日記ではない)文章はどうだろ…

自意識

つまらない、の一言でも欲しい。何処がつまらないのか、何がつまらないのか考えるきっかけになるから。 褒められるのは、それは嬉しい。自身になる。でも、わたしはまだ満足していないのだ。 もっと自分のイメージを文字にしたい。文学だからできることを目…

HAPPY BIRTHDAY !

おみむらまゆこさん、お誕生日おめでとうございます。 もうその声に惚れてからというもの、どれくらい時が経ったでしょうか。 これからもずっと応援していきます。

チョコレート

言葉が足りない。出力も入力も。 美意識に溺れたナルシストな物言いも、ぼんやりとした不安を真に迫るように語る言葉も。何にも出てこない。 ひっきょう、考えが浅い。集中していないのだ。 わたしに残された時間は少ないのに。何をぼさっとしている。 自画…

出力が足りない。日々、何気なく流れゆく時間の中で思っていることは多分たくさんある。 けれども、悲しいことに、思い出せない。 忘れてはいないのだろう。ある時、ふっと湧き上がるまでわたしは待つしかない。 この苛立ち、焦り、恐怖をどうすればいい? …

方針を変更。たぶん、必要だから。 凡庸なわたしに合ったものがある筈。 変わらないものを創る為に、変わり続ける。

なし。 おやすみなさい。

なし。

創作メモ

ペンギンはいつ生まれたのかも、自分がペンギンという存在であることもわかりません。 対して、ヒトは成長するにつれ、己の誕生を知り、ヒトとして生きることを知ります。 では、ペンギンのほうがヒトより純粋なのでしょうか? 確かにヒトは欲望にまみれ、本…

軽薄だと評されるものにだって、伝えたい思いが、気持ちがひそんでいる。届けたいなら、届くように考えてから書こう。 手紙。あなたに向けた手紙。それならきっとできる筈。

片山ユキヲ「花もて語れ」、に思う

自分が自分の最高の読者であれ。そう考えている。 しかし、実態はどうだ。ただ、何の考えもなく文字を拾っているだけではないのか? 勿論、そのように頭を軽くして読めるものもあっていいだろう。 何度も読みたくなる作品を。例えば、わたしは太宰治『葉』を…

幻想と超現実。似て非なるもの。わたしが選ぶのは後者だろう。

なし。

終わらない夢

わたしはまだ夢を見られるのだ。夢を見て安心した。 いつも通りの夢だった。 思い出すたび、胸が苦しくなる。でも、何故か忘れたくない。痛みを覚えていたい。 誰からも生きることを許されていないのに、図々しく生き永らえている。 振り返れば恥ばかり。あ…

千文字小説更新『オルガンが鳴いている』

http://www.1000moji.com/content/7259 お暇で気が向いたら読んでみてください。感想も拍手ボタンもどうぞお気軽に。

ゲーテは言った

アーバンギャルド「プリント・クラブ」の歌詞の冒頭。いいな。あんなふうにわたしの小説も始めてみたい。 余韻を楽しんでもらいたい、おもしろがってもらいたいときだって、ほかの文芸と同様に冒頭の「掴み」は大切に印象的にしないと続きに期待してもらえな…

ローマ

ロマンとロマンスの違いとは? 夢と色恋なのだろうか。 そんなことはどうでもいい。 もっといろいろ考えるべきことがあるだろう。美しい修辞とか、独自の文体とか。模倣から昇華して、追及しなければ、思うことが思うように書けないのだから。 それは蝶蝶が…

ぐるぐるまわる

好不調の波があるのは当然で、好調のときは勿論、不調のときも書き続けたい。 何かはいつだって転がっている。 姿勢。ストレッサーに脅かされても、物憂げでしようがなくても、時間は変わらず流れる。 朽ちるくらいなら、自ら燃やし尽くしたい。

知る

発見の毎日。知らない自分を知る。 でも、まだ知っただけでは情報。解釈・咀嚼して知識に変換し、溜め込まないと、次の、否、今の作品に活かせない。 精神的なことばかり偏重してきたけれど、精神は肉体によって制限されるのだ。わたしが凡人だから。 おもし…