蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

早く目が覚めてしまって、そのあとなかなか眠れないとか、気分が晴れないとか、鬱状態は自覚していて、これをどうにかできないものかなと思っていました。他人からとにかく「真面目」と指摘される僕。一人のときには、決めたことさえ先延ばしにしてしまう自堕落な人間なのに。でも、このままの考え方しかできなかったら、たぶん死んでしまう。最近わかったのですが、この鬱状態を引き起こしているのは、過去にどうやって育てられたか?だそうです。アダルトチルドレンを扱った本『毒になる親』を読んで、自分の育った家庭が、今の僕のネガティブな思考を形作る原因になったということを知ったのです。
人の目を見て喋れない。声が小さい。というより、そもそも人前で声を出すのが、苦手。大勢の前でスピーチするわけでもないのに。自意識過剰。喋ることが思いつかない。いざ、喋ろうとしても、まともに喋れない。近頃特にひどくなってる。今までずっと、服従してきたから。自分がなかったんだ。
何か自分の意見を父に言えば、怒鳴る。それを避けるため、母は何も言うなという。だから、僕は口をつぐむ。父が僕に何か聞いても。すると、何でも母を通しての話になる。悪循環。
あと嫌だったのが、腰の両横を指でぐっと押されること。小さい頃、本当に嫌だったのに何度もやられた。悪気がないほうがたちが悪い。おかげで人に触られるのが苦手だ。緊張を伴う。肩をポンと叩かれるのでも。
なんか、そういう子どもを人として認めないという意識の人間に育てられると、こんなふうに育っちゃうみたいです。
この国では、親批判はタブーです。それが、多くの人を追い詰めている。
愛されたことがないから、愛し方がわからない。だから、ぎこちない。
正直、生きるのが辛い。端から見れば、なんでそんなつまんないことで悩んでるの?ってレベルだと思う。これが、約20年に渡ってネガティブを刷り込まれた結果だよ。
愚痴なのかもしれないけど、恐れず書こう。
アダルトチルドレンていう状態は過去のものにできるみたいだから、本に書いてあったことに取り組んで希望につなげたいんです。まず、感情を取り戻す。現実の辛さから目を背けるのに合わせて、整合性をとるために感情に蓋をしてしまってきたから。肉体も同じく。
辛い現実。でも、逃げなくたって、希望があるんだ。
支離滅裂でごめんなさい。
おやすみなさい。