蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

『毒になる親』で知った画期的なことの一つに、親を許す必要はないというのがある。「許し」には二つの意味があって、一つは「復讐をしない」、もう一つは「罪を免除する」。前者は、復讐をしても結局それは親に対して負のエネルギーを使っているだけで、解決にならないということで、著者も賛成していた。後者については、罪を自覚していない者・反省のない者から無条件に罪を免除してしまうのはおかしい。罪があった事実をなかったことにするのは、現実をねじまげる行為と同じ。それこそがACに見られる行動ではないかと。だから、最終的に許しができれば、喜ばしいことだが、後者のほうはできなくても、回復できるそうだ。聖人なんかにはなれない。僕は醜くダサく生きる人間なのだから。
過去、本当はどう感じていたのか?辛いけれど、感情を取り戻すために吐き出す作業。あんまり今の時期にやらないほうがいいのかな。最初のうちは結構落ち込むらしいので、注意しながら、気長にやっていこうと思います。
おやすみなさい。