蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

見せられる。

 日付が変わったら眠ろうと思ったが、布団に入っても眠れない。疲れていたのに。結局、二時ごろ入眠したものと思われる。起床時刻も覚えがない。今月の土曜日はすべて逆サービス残業の日。逃す手はない。しんどさに耐えつつ、なんとか出勤。

 帰宅して、僕が所属する秘密結社のtweet文を書き、それから次回の文学フリマで出す新刊に手を付けていたので、続きを書いた。詩集である。『刺集 残響』とは趣がガラリと変わったものにする。

 母に貸すお金は都合がつき、昨日渡した。それとは別に現金を確保しておきたいので、アクセサリーをメルカリに売りに出し値切りに値切っていたのだが、なかなか買い手が現れない。なので、業を煮やして、今日いつもの古着屋に送った。だが、そのあとに気付いた。あのブランドのアクセサリーは、過去売ったとき新品・未使用であってもかなり安い、と。査定額を見てから決めるが、おそらく返してもらって、また自分でメルカリで売ろうと思う。

 よく聞く、「○○を好きな人に悪い人はいません」という物言いが嫌いだ。だって、愛犬家だった世界一有名な極悪人を知っているから。それに僕は、人間を善人と悪人とだけで区別はできないと考えている。例えば、仕事場では誰にも慕われる上司。家庭では配偶者にDVをはたらく人がいるとする。その人は善人? 悪人?