蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『ツインズ―続・世界の終わりという名の雑貨店』嶽本野ばら

ツインズ―続・世界の終わりという名の雑貨店作者: 嶽本野ばら出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/11メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (24件) を見る 再読。僕には少し物足りなかった。「ツインズ」という主題がしっくりこなかったのか…

“誰かが救ってくれるかな”

変だとかフツウじゃないといちいち言うけれど、「変」がそんなに気になるの? 怖いんじゃないの? つまりは得体の知れぬニュータイプだから。 意識の中でどんなに意気がっても苦しみに涙するあなたを救えない。手が届かないのではなく、無能な僕を晒すのが怖…

憂鬱

unplugged live「base of melancholy」のFC先行予約にエントリー。七月二日の名古屋と八月一日の京都。冥途の土産。当たれ! 京都外れたら、サタデーホットリクエストに応募しよう。 本当に今日はエネルギーを使った。こんなにも溝があったのか。生きるのは…

『はじめの哲学』三好由紀彦

はじめの哲学 (ちくまプリマー新書)作者: 三好由紀彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/03メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (10件) を見る どういう経緯で知り興味を示したのか覚えていない。帯にある「『存在』とはどういう…

斜陽

この身が崩れてしまえばいい。もう嫌だ。甘えだとか怠惰だとか、僕のことを嘲笑えばいいよ。もう死にたい。取って置きの薬を飲んじゃおう。

いつまでたっても満足しない。あなたが側にいないから。涙が後から後から止まらない。寂しさに凍える毎日。僕はすっかり独りになってしまった。愛する亊も愛される亊もないでしょう。

僕が憎いのでしょう。眼差しが痛いからよくわかる。ここで探しても希望は無い。次に行こう。

中身の無い亊ばかり。 揉め事に対してはなあなあにする癖が染み付いている。本心では確固たる思いがありのに衝突を怖れて表さない。 臥薪嘗胆を胸に刻んだだけなんだよ。 おやすみなさい。

闇と。

いつか出逢うから、その日まで僕はきっと忘れない。 霧の中は真っ白。自分が何処に居て何処に向かっているのかわからない。そんなときでも、あなたの天から響く声があるから、例え目を瞑っていたとしても導かれるようにして辿り着けると信じてる。どんなに迷…

新潮文庫「ろまん燈籠」その三

ろまん燈籠 (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1983/03/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (39件) を見る 読了。 『散華』が一等良かった。「三田君」の手紙が美しいと思う。次点で『雪の夜の話』も美しい…

生まれてしまった。

時代を恨むことなく、両親を恨むことなく、社会を恨むことなく生きられる? 如何に自分が穀潰か身に染みてわかった。他人に対する恥の為に死を選ぶのではないのです。ただ自分の美意識に拠るのみ。ちっぽけで悪趣味で目も当てられぬ代物ですから、気にされな…

今朝、母が僕の刺青を見てから不機嫌である。面倒くさい。

醜い手だ。爪はでこぼこ、指は短く色は浅黒く皺だらけ。手のひらは分厚く温かみが感じられない。 この手を切り落とせば悩まなくて済むのに。

あなたのそれが厭で、いつまでも僕は否定するよ。だってあなたはあなたを歌わないもの。空気とか他人とか何の亊かわかりません。僕はこの内にある狭い世界がたまらなく愛しいから現実から逃げて詩に残そう。

『モモ』ミヒャエル・エンデ

モモ (岩波少年文庫(127))作者: ミヒャエル・エンデ,大島かおり出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/06/16メディア: 新書購入: 41人 クリック: 434回この商品を含むブログ (297件) を見る 所謂、イイハナシ。児童文学だからといって馬鹿にしてはいけない…

新潮文庫「ろまん燈籠」その二

『服装に就いて』。学生時代の服装へのこだわりを描いた『おしゃれ童子』と対になって、小説家としての時代の服装へのこだわり(のなさ)について描いている。被害妄想が激しいところとか一芝居打ったのに失敗してしまうところとか笑ってしまった。

今日の一枚

ラブクローバー マシュマロフィット フェイス&ボディミルクUV。non・noを見て買った。

時間

日に日に生きていること老いることが怖くなっていく。たった一日でたいして変わりやしないだろうが、一週間たったら? 一月たったら? 一年たったら? 考えると背中に寒気が走る。どうせだめになるのなら綺麗なうちに死にたい。だから、早く遺書を。

体が拒否する。体が受け付けない。体が言う亊をきかない。体が……。 自分の体ほど信用できないものはない。

どうして理由が必要なの? どうしてメッセージが必要なの? 嫌だ。世界を恨んでも何もならない。だから、死ぬか、美しく死ぬか……。 残り八か月。

00を全話見終わった。以下、整理。 した、念の為、ウェブを見て情報を集めたらことごとく間違っていたので自粛。 一番気に入った台詞。 励ましてください。物理的に!

七日までの目標。

ギャオで00を全話見る。

女装は変?

セーラー服のルーツとかスコットランドの民族衣装とかの話から持ってこないで論じてみる。確かに、男が女性向けの衣類を着用するのは広く「見られない」と思う。つまり少数派。日本文化にも根付いていないだろう。そういう認識。で、じゃあ、女装が「変」な…

新潮文庫「ろまん燈籠」

表題作『ろまん燈籠』。この短編の中に、五兄弟の性格が五者五様に深く描かれていて、やはりすごいなと唸らされた。そして、作中作のオチも意外だったが、これもまたやはり長兄の性格から考えれば納得のいくもので、そうじて登場人物の特徴が色濃くでている…

呪文

空想。妄想。その他考えるのが足りない。考えないことには何も生まれないのに。 雨乞いに科学的意味は無いけれど、雨を願う心を形にして表して行動した。 人事を尽くして天命を待つ。僕はできることをやってないじゃないか。動け! 動け! この役立たず。鏡…

最初から駄目になるのを目指してやったわけじゃないけれど、こうしてはっきり駄目という結果が出ると覚悟はしていたもののそれはそれで少々がっかりするものだ。次。