蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

つまり僕は凡庸なヒト

 お金を持って子どもになれた。過去を捨てたら自由になれた。自分という名の子どもを教育してやろう。養ってやろう。この僕が。ひたすら肯定して全部ありって決めてる。それが、怠惰をもたらしている気もする。どうありたいの? 「優雅でありたい」。大それたことを口にして。「他人には理解できない価値観を構築したい」。評価されたがってるくせに。矛盾。
 思い通りにならないのが常だ。繊細ぶって上っ面だけのええかっこしいで、駄文のごみ置き場。
 優しさがわからない。放っておいてくれと思う。「あなたのため」ほど傲慢な文句はない。
 そんなことより物語を。掌編をたくさん書いて同人誌で出したい。今年中に! お、また一つ目標ができた。紙媒体で赤は覚悟してる。インターネットで繋がっていてよかった。石井さんを始め、まなみさん、meltyloveさん等々目指す分野は違うけれど大きな刺激になっている。誠に喜ばしい。生身の人付き合いは少々辛い。ウェブ上は適度な距離が保てる。ただ、気に入らない言質は黙殺できてしまうねが、難点だ。折り合いだよな。ずっと試行錯誤で終わりのない未完成が続く。