蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

創作メモ

 少女と言われる時期をとうに過ぎた女は、しかし、乙女で、週末に公園の露店で趣味として雑貨屋を開いた。彼女は自分だけの世界が欲しかった。そして、誰と交わるわけでもなく、表現をしたかった。ゴシックな装いに身を包み、優雅を夢に見て、独り戦いを始めるのだった。